便利な用語集
- 印刷・出版関連用語
- 線数(ラインスクリーン)
通常の印刷(デジタル印刷は除きます)においては、写真等のイメージはドットに加工され、ドット(点)の集まりとして表現されます。
- 画像の解像度
印刷物に使用する写真の解像度は、線数x2が基準になります。例えば175線で印刷する場合は「使用するサイズにおいて」350dpiの解像度を必要とします。
- ブリード(断ち切り)
紙の端までインクが乗っている状態をいいます。そのためには、予め裁断されるサイズよりも外にまで印刷してある必要があります。そのため通常は0.25”ほどトリムライン(裁断線)より外へ「塗り足し」をします。
- Web印刷(輪転印刷)
新聞や雑誌等、大量のページ、部数を印刷する場合に用いられます。
大きなロールのペーパーをセットして、一気に刷ります。場所的に大きな工場が無いとできません。セットアップに手間がかかるので、初期費用は高くなります。弊社出版のべんり職業別電話帳「タウンページ」のような、ページ数と部数が多い媒体には適しています。
一般的に線数はあまり高くできない。カナダでは133〜150線までが一般的です。
- オフセット印刷(平台)
裁断された紙を印刷機にかけて印刷します。カタログなどはこの印刷方法が一般的です。線数が高く、高品質の仕上がりが期待できます。カナダでは150〜175線が一般的。
- デジタル印刷(オンデマンド印刷)
デジタル印刷はオフセット印刷と異なり、高速化とコスト削減を実現、必要な時に必要なものを必要なだけ印刷できる新しい印刷方法です。製版フィルムや刷版が不要で、少部数でも低コストで印刷が可能です。データが完成すればすぐに印刷できますので、納期が短縮でき、急ぎの印刷にも対応できます。一般家庭用のプリンターのプロ版のようなものをイメージしていただけると良いかもしれません。印刷物のクオリティもコピーを遥かに上回り、オフセット印刷に迫る高品質レベルが実現可能です。
- タイポグラフィー
印刷文字の書体や大きさ、配列の仕方などの視覚効果の総称。
- トリムマーク
製版、印刷工程で、工程内の品質管理の指標、印刷体裁の指標および製本加工の指標として使用するマーク。トンボとも言う。
- 飾り罫
罫線の中でも複雑な模様をもつ罫線のこと。
- あたり罫
完全原稿として台紙を作成する場合の写真版の入る位置。平網の伏せ込み範囲、ベタ刷りの境界線などを示すために台紙に書き込まれる仮の罫線。あたり罫は最終的な印刷の際には削除され、印刷はされない。
- カラーカンプ
正式にはコンプリヘンシブレイアウト(comprehensive layout)で通常「カンプ」と呼ぶ。雑誌や広告、その他のデザインで全体の体裁を確認する為に出力するカラー出力物。
- カラープルーフ
製版でフィルム作成後、クライアントへチェック用に提出する色校正刷りのこと。
- 色関連用語
- RGBカラー
色の表現法の一種で、ブラウン管、液晶ティスプレイ、プラズマディスプレイなど、コンピュータやテレビの映像表示のディスプレイで使用されている光の3原色。赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue) の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色の一種である。ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)、デジタルカメラなどで画像再現に使われている。
- CMYKカラー
色の表現法の一種で、色の三原色シアン、マゼンタ、イエローとブラックの4種から構成される。CMYKはシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)とキー(Key)から頭文字1字を取ったもの。印刷物ではすべての色をこの4色の配合比率を変えて表現する。光の発光を利用して色を表現するRGB形式のカラーとは異なり、デジタルカメラなどで撮影された画像を印刷する場合はCMYK方式への色変換が必要となる。
- Webセーフカラー
Webページを作成するときに指定できる色のうち、OSなどの環境に左右されず表示される216色のこと。HTMLではRGBを256段階に分けて、その組み合わせにより表示するが、WebセーフカラーではRGBを6段階、216色のみを定義している。
- 特色
イエロー、マゼンタ、シアン、墨の4色以外に、特別に調合された色
- パントンカラー
米国のパントン社の商品名で、印刷物やデザイン製品などの色彩決定に用いられる。カナダ国内でデザイン上の特色を指定する場合は一般的に用いられるカラー基準となります。
- グラフィックデザイン関連用語
- レイアウト
アートワーク内の素材の配置や割り付けのこと。文字や写真などを効果的に配置すること。内容を順序立てて的確に伝える為にはレイアウトの善し悪しが重大なポイントとなる。
- ロゴ
会社名や商品名等をデザインしたもの。図柄で表現するマークや、文字で表現する文字ロゴ等がある。その会社や商品をイメージさせる顔のようなもので、そのデザインの重要性は大きいと言えます。
- アウトラインフォント
文字の形状をその輪郭線により定義されたフォント。印刷の際には輪郭線より文字を型どり、その内側を塗りつぶすことで文字を表現する。データ内にフォント情報を残さないので、印刷や編集の際に異なるシステムを使用しても問題が起こることがなく、データのやり取りや印刷最終データの納品の際には全てのフォントをアウトライン化することが通例となっている。
- マージン
本や印刷物のページの欄外の空白部分。印刷時のズレや傾きが生じることを考慮し、ドキュメントの大きさに合わせて適切な余白部分を確保することが大切。デザイン的にも空白部分の有無によって見え方も変わります。
- ドラフト(ラフ)
デザイン等の草案のこと。イメージの方向性やデザインの要素を確定する前段階で大まかに作られたデザイン。
- カラーチャート
種々の網点面積率をもつ黄、マゼンタ、シアン、墨の各色を、標準用紙と標準インキで刷り重ねた色票を系統的に配列した表。各版の網点面積率より印刷物の仕上がりを予測したり、逆に希望する色に対して、各色の必要な網点面積率を知ることができる。
- プレゼン
プレゼンテーションの略称。デザイン制作の過程でクライアントに対し、企画や方向性を説明すること。
プレゼンテーションソフトとしてはKeynoteやMicrosoft PowerPointなどが代表的。
- ポートフォリオ
デザインや作品をファイリングしたものでプレゼンテーションに用いる。サンプルとして顧客とのコミュニケーションや新しいデザイン制作に役立てることもある。
- トリミング
コンピューター上での写真や絵の画像処理において画面の一部分だけを切り出す加工。
- ウェブサイト関連用語
- ドメイン
ドメイン名とは簡単にいうとインターネット上の「住所」を表すもので、例えば「www.japanmediainc.com」というアドレスがある場合、「japanmediainc.com」がドメイン名になる。
このドメイン名は個々にユニークなもので同じドメイン名は1つしか存在しない。
- HTML
ウェブの基幹的役割を持つ技術の一つで、HTMLでマークアップされたドキュメントはほかのドキュメントへのハイパーリンクを設定できるハイパーテキストであり、画像・リスト・表などの高度な表現力を持つ。
- バナー
Webサイトを紹介する時に使用する画像のこと。リンク先への移動や広告などに利用する。
- CSS
通常、スタイルシートと呼ばれており、ウェブデザインに重要なレイアウト、フォント、色、マージンなどのデザイン要素を定義したテンプレートファイルの事
- フォーム
ウェブサイトのお問合せページなどでよく見られるユーザが入力できる領域の事。名前などを入力するボックスや、選択できるドロップダウンメニュー、
どれか一つを選べるラジオボタン、送信ボタンなどが含まれる
- サイトマップ
ウェブサイトのページやメニュー構成を一覧できるリストページのこと
- トップページ
ドメインを入力した時に表示される最初のページのこと。日本ではホームページとも呼ばれる。
- フラッシュ
Adobe Systems社がによる、アニメーション作成ツール。あるいは、それで作成されたコンテンツ。Webコンテンツを作成するソフト。
フラッシュで作成されたアニメーションは再生するだけでなくマウスやキーボードによる操作や入力フォームによる文字入力も可能で、インタラクティブな表現を実現できる。
ウェブページ上で文字や画像が動いたり、マウスの動きに合わせて画像が動くものは、Flash(フラッシュ)を使用している場合が多い。フラッシュによって作られたファイルを閲覧するには、Webブラウザに専用のプラグイン「Flash Player」が必要。
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